yuichi0613's diary

yuichi0613の雑記、写真、日々の記録。

DVDトースター〜NHKが新しく取り組むサービス

MSN産経ニュースを覗いていたら、こういうサービスがあった。
産経新聞4月27日付け「NHK新サービス 人気ソフト 早く、安く」(参照

これによると、NHKが映像配信のサービスに新しい技術を導入するという。
上記サイトより引用。

来年で放送50年を迎えるNHKの人気幼児番組「おかあさんといっしょ」スペシャルステージのDVDが、「DVDトースター」という新サービスを利用して、5月7日にリリースされる。DVDトースターは、店頭やWEBなどで購入するDVDビデオ作品を、一足早くインターネット回線を通じて家庭のパソコンのDVD−Rに焼き購入することができる新しいサービス。出来上がったDVDは手持ちのプレーヤーやパソコンで見ることができる。

記事によると、こちらのサービスはウェブストリームというIT関連会社が開発した「DVDトースター」という技術で、ダウンロードやストリーミングとは違うという。
会社のサイトから、「DVD Toaster」の公式サイトがあった(参照)。
NHKはこのサービスのビジネス化を1年前から検討していたという。
以下の図表は公式サイトから。

NHKでのサービス開始は5月7日からで、「おかあさんといっしょ スペシャルステージ」を、DVDでの発売より1ヶ月早く、そして半額程度安く、入手できる。
いまは本格サービス開始の前に無料体験版としてダイジェストを入手できる。
詳しくは「すくコム(参照)」の商品情報をクリックしてくれとのこと。

ということで、実際に使ってみた。

手順は簡単。

  1. ご利用規約への同意とActiveXコントロールのインストール
  2. ブランクのDVD−Rを用意し、ドライブを選択して書き込み
  3. 「チン」と鳴ったら完成

ちなみに、ブランクじゃないディスクいれたら「チン」という音と共にドライブが開いてびっくりした。

社はこのサービスのメリットとして、以下をあげている。

法人のお客様はプレスやパッケージ化の必要がないので、在庫を持たずに済むほか、販売店に流通させることの出来なかったタイトルや、過去に発売されたタイトルなどを、パッケージ・流通コストをかけずに直接販売できます。

たしかにねえ。NHKのアーカイブの販売にこれを使うのだろうな。

再び、サイトからサービスの特長について。

1.DVD ToasterはPC上ハードディスクにデータが蓄積しません。

DVD-Videoのデータを、エンドユーザーのPC上ハードディスク(以下、HDD)にデータを蓄積することなく、セルやレンタルと全く同じDVD作品(DVD-Video)の販売が可能です。

2.DVD Toasterは”デジタルコピー”と”アナログコピー”を防止します。

コピーガードには、マクロビジョン社の RipGuard-ER および ACP 技術を用い、DVD-Videoの “デジタルコピー” と “アナログコピー” を防止するコンテンツプロテクションをご利用いただけます。

3.DVD Toasterは特別なソフトウェアをインストールする必要はありません。

事前にパソコンに特別なソフトウェアをインストールすることなく、DVD-Videoを作成することができます。

4.DVD Toasterは容量制限にとらわれません。

容量の制限にとらわれることなく、DVD容量のデータ(2GB以上のデータ)も問題なくご利用いただけます。

「2.」にあったが、コンテンツ提供する企業側がコピーガードを採用する、しないを選択できるみたい。

さて、書き込みしながら書いているのだが、なかなか終わらないなあ。

392バイトのものをDVD−Rに書き込むのに、1時間26分かかった。
これは私のノートパソコンが悪いのだろうか。
無事に「おかあさんといっしょ」は見れた。
しかし、この書き込みの遅さは是認できるものではない。
5分27秒の映像をこれだけの時間かけてしまうのだから、じゃあもう少し長いものだとどれだけ気が遠くなる時間を費やすのだろうか。
まあ、もう少ししたらもっとよくなるかなあ。
とりあえず、メモメモ。