yuichi0613's diary

yuichi0613の雑記、写真、日々の記録。

眠気の話

最近の悩みは四六時中眠いことだ。
ふだん通り、7時間寝た朝も、9時間寝ても、3時間しか寝てなくても、あまりの眠さに3度寝しても、朝シャワーをあびたとしても、日光を体にあびても、出勤するために公園を早足で歩いていても、電車のなかで新聞読みながら小難しいことを考えていても、会社について一番にvistaの起動を目にしても、メールソフトに並ぶspamの削除をしても、ひたすら続くExcelのデータ入力をしても、同僚から誘われる昼食を想像しても、食べ終わった満足感にひたりながら近くの神社の境内で通りすがる人を見ていても、昼食後に仕事集中してみても、あらためて自分の終わらせるべき仕事量に嘆声しても、ひとつひとつの仕事を終わらせる達成感に身をひたしても、ひとりひとり退社していくオフィスにひとり大きなタイピング音を残しても、誰もいない部屋の居心地のよさを感じても、帰りに聞く出退勤カードの間延びした打刻音も、すっかり暗くなった麹町の町並みも、仕事を終えて騒ぐサラリーマンの声を聞きながら裏通りをとぼとぼ歩いても、さまざまなひとを見ながら新宿をすぎていくときも、若いひとが下りていく東高円寺の降車風景をみても、月が雲に隠れながら木々の梢を照らす真夜中の公園をみても、誰もいない我が家について、いつもながら電気の場所に迷っていても、ゆっくりと今日一日を反芻しながらまぶたを閉じるときも、眠気という名の現世嫌悪は続いていく。
生きやすく生きたいが、それを許さない心がたしかにある。
今日も生きづらさを人のせいにして、自分を保つ。
あるのは無力感と虚脱感。
ないのは意気地と賢さ。
なぜこの世は生きることを強いるのか。