最新の「メディアの広告費」グラフについて、急造
びっくり。
電通総研から毎年恒例の「情報メディア白書2010年」が刊行される。
まだ書店には並んでいないのですが、
セミナーに参加して昨年度のデータを手に入れることが出来ましたので
一足お先にご紹介します。
テレビ 19000億円 →16000億円(17%ダウン)
新聞 8200億円 →6500億円(30%ダウン)
ネット 7000億円 →7000億円(現状維持)
雑誌 4000億円 →3000億円(25%ダウン)
衝撃的な数字だったですね。
というわけで、こちらを参考に、推定的なグラフを作ってみた。
※あくまで2009年は推定的なグラフです。
2000年からの主要4媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)とインターネット広告費の推移
2000年から2008年までの広告費のデータはこちらを参照してます。
→電通:ニュースリリース 「電通『2008年日本の広告費』」
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2009/pdf/2009013-0223.pdf
2009年について、マーケティング・サロンさんで参照していない分については、2007年〜2008年の減少分を単純に差し引いてます。総広告費は▲5%、ラジオは▲7%。
===
グラフの元の数字はこちら。
間違ってないはず。
(表ってどうやってのせるんだかわかんなかった…)
===
去年の今頃、電通が「2009年はインターネットが新聞を抜き、第3のメディアになる」と発表した。実際に実現してみると、あっけなかった。
ちなみに、新聞広告費の「減少率30%」というのは、ひどい危機に見舞われているアメリカのプリント広告費の減少率でもそこまでの大きな減少は起きなかった(「2008年にはマイナス17.7%というかつてない減少率を記録している(売上は約347億ドル)」※参照)。
2008年までは新聞業界にも、まだまだ危機と言える危機は訪れていなかったと言える。
ここから先は、本当にわからないなあ。
というわけで取り急ぎ。