今週の「アイアムアヒーロー」(花沢健吾)
最近、「ボーイズオンザラン」の検索でこのブログを発見される方が多いみたい。
↓これ。
『ボーイズオンザラン』花沢健吾
http://d.hatena.ne.jp/yuichi0613/20090424/1240582385
さて、話は変わってふたつめの件。
シューマイ先輩にはいろいろ思うところがあるけどまあ、萎えた。
今日はもう寝ます。
感想を書いていたはずなのに、途中で疲れて寝ていた。
反省。
ちなみに、今週末にでも映画を見てこようかと思ってます(モヒカン+眼鏡で行くと無料のところもあるとか)
さて。
今週の「アイアムアヒーロー」だけど、とうとう来るところまで来た、と言えますね。
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※以下、ネタばれです。
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暗い木々に閉ざされた獣の森に入り込んでいった英雄も、やはり恐怖に苛まれていく。
安心の材料は、胸に抱えた銃と思い込み、そして闇夜を照らす携帯の薄明かりのみ。
銃を抱えている。
結界を張っている。
そうやって心に安心を重ねていっても、恐怖の牙は容易に殻を破る。
携帯の電池が切れる。
一転、闇。
自分を奮い立たせても、もたげてくるのは狂気の心。
ヒーローだとうそぶいても、そこにあるのは夜の森に取り残されたただの人のみ。
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とうとう来ましたね。
恐怖の到来。
ゾンビの恐怖もとんでもない恐怖だし、てっこが襲いかかってきたときには恋人が敵になるということも経験している。
さまざまな経験をしている英雄すら、この「完全な暗闇」という恐怖はおそらくはじめてのものだろう。
見開きで2ページにわたって描かれた暗闇シーンは、読んだとき自分もあまりの迫力に恐怖を感じた。
暗闇に閉ざされることで、心が侵されてくる。
それがきっと、一番の恐怖。
たとえて言うなら、心の漂流。
なにかすがるものがなければ、きっと闇に殺される。
来週はどうなるか。