朝日新聞が３月末で大分、佐賀の夕刊廃止

紀伊民報との提携に続いて、朝日新聞のコスト削減の話題。

以下がソース。
ほとんど事実なので、全文引用する。問題がある場合は言って下さい。対応します。

毎日.jp”朝日新聞：大分、佐賀県で夕刊廃止　３月末で”
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100211k0000m040037000c.html

　朝日新聞社は大分、佐賀両県で発行している夕刊を３月末で廃止する。１０日付朝刊の社告で発表した。「読者のライフスタイルや要望の変化」に伴う対応で、夕刊掲載のコラムなどは朝刊に掲載するとしている。日本ＡＢＣ協会によると、同社の両県の夕刊部数は昨年１２月現在で、大分県４６７９部、佐賀県７６５部。

ちなみに一応、J-castも報じてるが、同様の内容。
J-castニュース
http://www.j-cast.com/2010/02/10059933.html

夕刊廃止の流れは、こちらの記事に詳しいが（参照）、大手紙の動きをおおざっぱにまとめると、2002年　産経の夕刊廃止、2008年　毎日の北海道の夕刊廃止、そして2010年　朝日、大分・佐賀の夕刊廃止となる。
地方紙ではすでに多くが夕刊を廃止している現状がある。

比較的、やわらかい話題を紙面に提供することで、日本の夕食の場を彩ってきた夕刊だが、これだけメディアが多様化しているなかでは、「夕刊」の存在意義が問われることは多い。
まずは非採算の地域の夕刊を真っ先に削ったということだろうか。

新聞社の経営状況は悪化の一途を辿るであろうから、夕刊の印刷、配送コストを削ることを選択する新聞社が、今後は増えることだろう。