伊那は田舎すぎないな
伊那谷にいってきた
少し時間が経ってしまったがメモ。
述べ6500人が集まったとのこと
大会の会場でもあり、市の施設の「いなっせ」の周りは多くの人で賑わっていた。
歩道に屋根が付いてるアーケード街が街中にあるが、そこに出ていた出店も夕方には大半が「売り切れ」だった。
ジオパーク活動が徐々に広がっている証左だろうと思う。
合併により、高遠も市内である。
地元の方は、塩の道といい、諏訪の文化圏から少し離れた場所柄ということもあり、この地は「通過点」だった、ということを言っていた。
ここにある蔵書は、戦前の図書が極めて保存状態良く残っている。そのときは伺えなかったが、高遠には旧藩校の蔵書が残っていると耳にした。
アーケード街にもレンガ調の建物がアーケードの屋根越しに覗いていたり、街並みもどこか懐かしい。大阪から移り住んだ方がやっている居酒屋は、元は歯科医院でとてもおしゃれだ。川沿いにひしめくように並ぶ家屋と店の看板は一昔前、という言葉が相応しい。かつての日本がそこらに残っているのだなと感じた。身近な風景で言えば、八王子の甲州街道にいまも残る戦前のにおいだろうか。
明確なことは言えないが、個人的な印象論で言えば、田舎すぎない田舎、というところが魅力の一つかもしれない。
この絶妙なバランスが、伊那に感じる適度な居心地の良さを生んでいるのかもしれない。
おまけで、「田村」のソースカツ丼。
ぶ厚い肉と濃すぎないがごはんが進むソース味。
そんなかんじもする。