人に人差し指を向けるその手は、自分のほうにも向いている
この土日で関西方面まで旅行にいき、滋賀県琵琶湖博物館に寄ってきた。
滋賀県立琵琶湖博物館 | びわ博(びわはく)は、湖にのぞむ、日本有数の総合博物館です。国内最大級の淡水の生き物の水族展示、また琵琶湖の地学・歴史・環境についての展示があります。
琵琶湖や同じ大きな湖のバイカル湖の生き物を展示した水族館と、子どもや大人が新たな発見をするためのディスカバリールームに寄ったけどよく考えられていて楽しかった。
大人のディスカバリールームのなかには本物のワニガメの標本、なめしたタヌキ、キツネなどの皮、すごい数の昆虫、貝殻、植物の標本、詳しくは見られなかったけど古文書や鉱物なども置いてあり、詳しく調べることができる。
自分は特に昆虫をズームして見ることができて満足。オオムラサキの鱗粉ってこんななんだ、みたいな。ここで3〜4時間は時間が使えそう。
オススメ。
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というところで、これは心のノートにメモっておかないとと思った話を。
いま関わってる研究会では、どのように人の思いを同じ方向に差し向けて、どうやって行動を起こしていくかを研究している。
そこで講師が語る話しがある。
人に人差し指を向けるその手は、自分のほうにも向いている
「あれをやったらどうだ」「それをやるべきだ」という言葉をひとに投げかけるとき、それを「言った人」が問われる。
それを言うだけの信頼を積み重ねているか?
それを言うだけ、その人に配慮はしているか?
それを言うだけの人物だと思われているか?
それを言うだけでなく、その人はそれを実践しているか。
それを言うだけで終わらず、もっと先の理想を見据えているか?
いま、少しずつだけど、この言葉を語った人の思いに近づけている気がする。