yuichi0613's diary

yuichi0613の雑記、写真、日々の記録。

いい漫画とは、再読できる漫画だなあ

ご無沙汰。

 

わりと重いテーマで書いてたら下書き保存できてなくて消えたので軽めのテーマで。

 

 

 

最近、いくつかある自分の担当業務のうち特定の仕事に対して「やりたくねー」となると、現実逃避として漫画を読み始める。

 

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※知人に誘われて西武戦を観に行った。たまにはいいね。

 

 

 

まあいつも通りと言えばそうなんだけど、BOOKWALKERで電子書籍を買ってるもんで、特定のキャンペーンの時期にババっと買うことが多い。

 

いい漫画かどうかというのは、再読に耐えるかというところにあるように思う。

宇宙兄弟』『GIANT KILLING』『キングダム』あたりは長いわりに3〜5回くらい再読してる。

最近の関心はリーダーシップだったり組織論だったりするのは関係あるのか。

 

ワールドトリガー』『ちはやふる』あたりも好き。

少女ファイト』なんかもたまに再読している。

 

 

再読できる漫画がたまってくると、とても幸せな気分になってくる。

 

ときには負の感情に襲われることもあるよね

久しぶりのエントリー。

衆院選は、希望・民進の破談で自公の圧勝と。野党が割れればそりゃそうなるよね、ということで。

 

 

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※写真は長野にいったときに珍しいと聞いた日本酒 「玄舞」

 

 

分を知る、という言葉がある。

 

分を弁える、というよりは、知ること。

分とは本分、自分の道を知るということで、分を弁えた結果として、自分が自分を知らないということに気づいた件をメモっておく。

 

===

 

昨日、ある勉強会に参加して、久しぶりに強烈な劣等感をもった。

そのときのテーマが自分自身、できるだけ学ぶことを避けていたものでもあるし、わからない言葉ばかり。

よく、他人と自分は比べてはいけない、という言葉もあるが、周りを見渡せば一定程度、立場のある方ばかりだった。

 

 

朝から大事な用事に少し遅れたり、もともと体調よくないなかで、その勉強会に参加した際に、すでに負の感情で参加していたと、思い返すとそう思う。

 

 

参加して、ひととおり話も聞いて、自分がしゃべるタイミングでもあまりにも気の利いたことが言えず、場違い感を感じながらその場を後にした。

 

 

帰り道では、久しぶりにもった強烈な劣等感を、じっくり味わっていた。

自分がよく知らないテーマだ、しょうがない。

ピント外れな質問をしたことも、あまりにも知識がないから。

そもそも一日、変な感じだったしね、仕方ないよ。

 

そうして自分をできるだけ矮小に考え、期待を持たないようにしていくと、なんだか劣等感を忘れられる気がする。

自分の「分」を弁えて、自分なんてこんなもんだよと考えて、行動すればできるだけ傷が小さくなる。

 

辛いことからは逃げればいいね。

 

 

夜の帰路にはグチる知り合いもいず、最近引っ越したので寄るべき飲み屋もない。

夜の考え事はドツボにはまることを知っているので、ひとりラーメンを食べて帰ってすぐ寝てしまった。

 

===

 

起きた。

劣等感にどう向き合うか。

 

今回、自分がやった対処は、自分が傷つくことを避けていただけ、その勉強会に集まることの意味に、本気で向き合っていなかったことに気づいた。

 

 

自分のことを知る。

自分の強みを知ることでもあるし、自分の弱みはその時点では諦めることができるか。

ないものねだりをした段階で、心は分から引き離されて、穏やかな気持ちをなくしてしまう。

 

どれだけ自分から違う雰囲気のところにいても、自らの立ち位置から、考えられること、提供できることを考えられていれば、今回のような劣等感をもつことはなかった。

 

 

このあたりで、アドラーで言うところの劣等感と劣等コンプレックスのことを思い出した。

 

ひとは劣等感をもつことで、その差を埋めようと頑張れる。

今回のことは、あらためて自分が「多くのことを知らない」ということを思い出すきっかけになったし、「自分がもっていなくて相手が持っているものを考えるより、自分がもっているものをいかに生かせるか」が問われる、ということを考えさせられた。

 

さらに言うと、「自分が知らない」というよは、怠慢の表明だ。本当に知りたければ少しでもググったり本を読めばいい。

 

 

 

劣等感をもつ機会はとても大事だけど、それを感じないような心づもりや準備、心構えは必要だ。

そんなことを感じた昨日でした。

 

FNSドキュメンタリー「幸せのかたち 出生前診断の現場から」

 

出張先のホテルで、よく夜ふかしをする。

 ふだん見ないテレビを観たりするが、たまたまつけていたFNSドキュメンタリー「幸せのかたち 出生前診断の現場から」に考えさせられた。

 

 

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端的に書くけど、出生前診断の結果で、染色体異常を伝えられた95%が堕胎を選ぶという。

祝福されない命があることに、哀しい思いを感じた。でも実際に自分がその状況になったら、戸惑うだろう。

 

写真のご夫婦、ダウン症のえれなちゃんがお二人に愛され、祝福されて、命が育まれている様子を見て、涙が流れた。

 

命が生まれた瞬間の喜び、小さな命が少しずつ育っていく不思議さ、積み重なる子どもとの時間。

多くの偶然と、多くの努力により子どもが生まれ育つことの尊さを改めて知る。

 

障害を持っているか否かは夫婦に大きな戸惑いや決断を強いることも多いかもしれないが、それも「幸せのかたち」のひとつだと番組では教えてくれている。

 

どんな命も、祝福されて生まれくることを祈りたい。

それは突然に終わることもある

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 (以前訪れた藤枝市役所のステンドグラス)

 

 

 

それは、突然に終わることもある。

 

人の命、人の生。

 

いくら周りが望もうとも、いくら本人が願おうとも、それは突然に、それはもう突然に。

 

 

 

見える風景がかわる。

あのとき見えた風景は、もうすでに色あせた風景。

愛は人を救わず、ただ大きな哀しみを置き土産にする。

 

 

それはもう、突然に。

 

 

哀しみを背負うごとに、いまを限りなく楽しみつくそうと思う。

胸を焦がす情熱を絶やさないようにしたいと感じる。

悪びれぬ愛で世の中を満たそうと決意する。

 

 

 

生きるというのは、そういうことなのかもしれない。

 

 

 

2017.03.10 R.I.P

はてなブックマークをつけ、日記を書くという行動様式について


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食べかけで申し訳ないのだけど、静岡県袋井市にある法多山の名物おだんご「厄除団子」。

くしだんごの名前の通りなんだけど、小さめのもちを横から串刺し、食べやすくなってる。たまたま家に持って帰ったので少しチンしたら柔らかくてほんとおいしかった。

 

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最近、またはてなブックマークをつけ始めた。

大学のときはやたら時間があったので、PCでせこせこブクマコメントをよくつけてた。

大学院の修士論文を書いてるときも、ウェブがひとつのテーマだったのでかなり役立てた覚えがある。

 

就職して日々の生活を送るかぎりだと、あたりまえですがPCでホッテントリとか見るのもアレで、でもケータイではてブするのもタグ付けがあんまりだったこともあり、生活習慣から一度外れた。

 

最近、日記をつけたりしてて、あれ、はてブのアプリがあるじゃんということで、見てみたらその辺りが改善されていて前よりはてブがしやすくなっていた。

 

というわけでまたお世話になります。

ウェブの風景はいろいろ様変わりしてるけど、はてブの風景は良くも悪くもあんまり変わってないと思う。

 

まる。

 

高畑勲氏のインタビューをメモ

たまたま娘に見せようと思って借りた、ジブリのアニメーション「パンダコパンダ」に特典映像で高畑勲氏のインタビューが収録されていた。

インタビューアは坂上みき氏。2001年に収録。

気になったところだけメモ。

 

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ミミからハイジへ パンダからトトロへ ~高畑勲宮崎駿の原点~

 

高畑氏:
パンダコパンダ」は、そのあとの仕事の基本になったもののなかで、大切なもの。仲間と一緒に同じことを考えて、それを実現した。

 


高畑氏:
児童文学に「Every Day Magic」というのがある。
地にしっかり足をすえて物語をつくったほうがいいということを思った。

 

 

 

高畑氏:
宮崎駿は、男系家族なんです。女性への憧れ、こうあってほしいというのが強い。
なので健気で…ご存じのとおりの女性像が出てくるんです。

 


高畑氏:
(2作目の「雨降りサーカス」について)
水底に街が…というのに心がときめく。
宮崎駿は、漠然としたイメージ…こうすれば心がときめくんじゃないかというのを具体的なイメージボードに書き、大きな説得力を持つことができる。

どういう話をするかというより、次の話をこういうものを実現したらどうかというイメージを持ち出すことができる。
子どもたちが生きている日常が一変する、こんなに心がときめく、というのが「パンダコパンダ」の2作品。
「水の中が…」となればどんなに心がときめくだろう、というのを実現してみたい。
そういうファンタジー。

 


高畑氏:
(「○○の2作目をつくってほしい」というのは言われるが)
同じものをつくるわけにはいかない。
ディズニーの方の講演を聞いたとき同じ話をしていて、
「いつもピノキオをつくっているわけにはいかない」と。
作り手としてはそう。
そのときどきの状況に応じて作品を作っている。
「ピノキオ」はすごい予算をかけて技術的にすごいことをやっている。
ほかの作品に求める声もあるだろうが、同じことをやるわけにいかないということ。

 

高畑氏:
(改めて「パンダコパンダ」に対して感じること)
スタイルが変わった。
非常に簡潔で、好きなんですね。
最近はアニメーションが進化して、密度が高まってしまった。
それは必然性があったのだろうけど、
ほっとする、これくらいの密度でしっかり作られていたらいいのではないか。
作り込めば、キリがない。
抑えて、説得力やリアリティもある込み入っていないもの。

 

 

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密度の話なんかとても面白いなあ。

ほかにも日常の説得力があったうえで物語がある、といった話もあり面白かったのでメモ。

昨年末にマリオランへ課金したのは、買い切り形式だったのも1つの大きな理由

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昨年末、中央道の藤野から見た景色。

山の端に向かって夕方と夜の綺麗なグラデーションが見られた。

 

 

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マリオランに課金して、コイン集めコース1週半するなど一通り(2日くらい)遊んで、正直に言うと、いまではたまにしか起動しなくなった。

 

これで1200円というと、高いかもなあとも思うけど。

 

フリーミアムの課金形式が当たり前で売り上げも伸びまくるアプリ課金は、やっぱしどこかで「なんか違うんじゃないかなあ」と言う機会があったほうがいいと、自分がスマホゲームで課金した経験や、通勤・帰宅電車の中を見回して思ったりもする。

 

 

面白いゲームってなんだろ、ゲーム性、という話も含めていろいろ考えるで。