今日は勤務日ではないけど。
語られた言葉があったので、いくつかはメモをして残しておこうと思う。
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まちづくりや公民連携に長く関わった人が語った言葉。
「まちのファンになり、このまちに住むことになり初日に言われた。
『おまえたびのもんか』
このまちは三代住まないとまちのもんにならない。
一代だけでは中の人になれない。
でも、そこがいいところでもある」
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少し遡ったタイミングで、まちに動きが生まれた。
「最初はなかなかうまくもいかなかったが、まちを担うリーダーにチームを創らせて、予算数万円で何かできることがないか考えて動いてもらった。
そこから生まれたのが、いまも続く市場の取り組み。
『言ったらできた、動いたら変わった』という経験ができるかどうか。」
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地方から国を変える。
「地方の先導性という言葉があって、小さなまちで実施した取り組みが
全国に広がっていくことで社会を変える。国の法律や施策に影響を与える。
それを追求しようと思ってやっていた。」
そういうことを地で行うことができたのは、
地方分権一括法という地方と国を巻き込んだ熱量のある変化が一つのきっかけであったわけで。
いま、私たちの社会現状は、いかにマイナスを小さくしていくか。
住民や地域にどうマイナスを納得してもらうか。
サスティナブル、つまり人類の衰退や地球環境をいかに「引き延ばすか」という撤退戦の様相も色濃いわけで。
ある人はこうも言っていた。
「このまちは、ガワは変わらなくてもいいかもしれない。
住民や地域内面がどう変わっていくか。
それはDXかもしれないし、まちづくりのあり方が変わっていく話かもしれない。
それをみんなで考えて、決めていきたい。」
このまちをどうしていきたいか。
一人一人と丁寧な対話をする中で、見出していくことなのかもしれないな。