アルバイターその２

大学学部２年のときに始めたアルバイトの話。
そういえば、大学時代はバイトばっかしてたなあ。

さて。
２年の春、何となくサークルにはいりたかったウブな私は、半年前に始めたスキューバダイビングのものを探した。
そしたら、適度に小さな（むしろ、女性二人でつくっちゃいましたみたいな）サークルがあって、相談しにいった。
そこで出会った真っ黒な男の紹介で、東京ドームホテルの宴会の配膳を始めたんだな。
サークルはすぐ行かなくなったけど、バイトはまだ籍は残っている。
配膳という仕事は、ひたすら自分で仕事を探すことが求められる（他のもそうだろけど）ので、それまで与えられた仕事ばかりやっていた私にとってよい経験になった。
時給も高かったからとても稼げたし、さまざまなひとがいるのでいろいろな人と出会えた。
土日はたいていバイトしていた。平日の半分は薬店のバイトだったから、「働いていた」という実感しかない。
だからいま勉強したいのだろうけど（だからといっていまやっているわけではないのがダメ）、仕事ばっかりになるのはつまらないって思うのはよく働いていたせいか。

まあ、ホテルのサービスでやけに丁寧な話し言葉を身につけたり、テーブルマナーがわかったり、ソムリエナイフの使い方を学んだり、ホテルの裏側を多少のぞいたりした。
慣れてしまうと比較的楽な部類だし、ルーティンだからね、やってよかったかなと思う。