yuichi0613's diary

yuichi0613の雑記、写真、日々の記録。

自民党総裁選の話

昨年の安倍氏辞任後、総裁選の告示を前に党内派閥が一気に収斂し、福田支持にまわったことがあった。
反麻生で固まった山崎・古賀・加藤各派の動きがそれを実現させた。俗にいう「麻生包囲網」で、麻生氏自身の派閥以外は基本福田氏の支持にまわるなど告示日には大勢は決定していた。
(詳しくは、昨年9月24付け産経新聞”【首相交代】(上)新YKK“謀議”で「反麻生」 いつの間にか町村派主導”(ページが見つかりません - MSN産経ニュース参照))

(前略)
(著者注:山崎拓加藤紘一古賀誠各氏の)3人は11日夜までに、次期総裁選は麻生以外の候補を担ぐことで合意した。世襲ではない「たたき上げ」の政治家ばかりで11月10日前後に会合を開き、次期総裁選に向けて本格的に動き出すことも決めた。会合に誘う相手として、総務会長の二階俊博国対委員長の大島理森、津島らの名が挙がった。

 ところが翌12日午後、安倍は突然辞任を表明。具体的に煮詰まっていなかったとはいえ、「反麻生」で一致した3人の謀議が、福田擁立の受け皿となった。

この動きは端緒であり、けっきょくは記事にもあるとおり町村派に流れはかっさらわれたのだが、党内の「反麻生」の空気は根強いものなのだろう。

そんな中、今年もこの記事。
今日、9月3日付けの読売新聞”古賀・山崎・加藤氏、麻生氏対抗馬擁立で協議”(参照)より。

古賀派会長の古賀選挙対策委員長、山崎派会長の山崎拓・前副総裁、無派閥の加藤紘一・元幹事長は3日昼、都内で会談した。3氏は、政治理念などをめぐって麻生氏と微妙な関係にあるとされ、対抗馬擁立の是非について協議したとみられる。

彼らの動きがどれくらいのものか、ちょっと気をつけてみていきたいと思う。
告示日である10日前後が見ものかな。

それとも、すぐに大勢は決定してしまうのか。