鑑賞の感想:『羊たちの沈黙』〜『ハンニバル』〜『レッド・ドラゴン』〜『ハンニバル・ライジング』
名作探訪シリーズ。
個別の感想は前記事『羊たちの沈黙』のみに省略して、連作の感想のみ。
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『シンプル・ミーディア』〜yuichi0613の日記”鑑賞の感想:『羊たちの沈黙』”
http://d.hatena.ne.jp/yuichi0613/20091128/1259397202
連作の公開順だが。
・『羊たちの沈黙』 1991年
・『ハンニバル』 2001年
・『レッド・ドラゴン』 2002年
・『ハンニバル・ライジング』 2007年
だが、原作のトマス・ハリスの項を調べてみたら。
『レッド・ドラゴン』(Red Dragon、1981)小倉多加志訳、ハヤカワ文庫
『羊たちの沈黙』(The Silence of the Lambs、1988)菊地光訳、新潮文庫
『ハンニバル』(Hannibal、1999)高見浩訳、新潮文庫
『ハンニバル・ライジング』 (Hannibal Rising、2006) 高見浩訳、新潮文庫
だという。
さらには、『レッド・ドラゴン』は1986年にマイケル・マンが映画化されたという(邦題『刑事グラハム/凍りついた欲望』)。そして2002年にブレット・ラトナーが『レッド・ドラゴン』として再映画化したらしい。それを見た。
時系列がわかりづらいと思ったら、そういうことか。
どうも「クラリス捜査官=レクター教授」という構図のイメージがあるので『レッド・ドラゴン』のときに違和感があった。なので納得。
もし時系列で並べ直すなら。
『ハンニバル・ライジング』(レクター博士の幼少期から青年期、異常性の醸成期)
『レッド・ドラゴン』(レクター博士とグラハム刑事の事件、博士の拘束からまで)
『羊たちの沈黙』(クラリス捜査官とレクター博士)
『ハンニバル』(『羊たち〜』で脱獄したレクター博士とクラリス捜査官)
となるのだろうが、個人的には『羊たち〜』の出来が格段に良かったのは間違いない。次は『レッドドラゴン』かな。
んー。
感想を書こうと思ったけど、あまり気乗りがしないので以上。