yuichi0613's diary

yuichi0613の雑記、写真、日々の記録。

やりたいようにやりたいことできればいいのになぁ

バイトをしていたら、いきなり電話が鳴った。

学部時代に知り合い今は同じ院に通う友人から夜は暇かと尋ねられて、まあいいやと思い空いていると答え、8時すぎにバイト先最寄駅のマクドナルドで待ち合わせをした。
こういういきなり呼び出すようなことをしないヤツなのでなんかあったなと思った。
いわく、「学校を辞めたい」と。あんなところにいるのが苦しい、と。

こいつは人から評価されることが人生の柱であるような男で、なんかそこらへんで失敗したらしい。

あんなところにいるのは生き恥をさらすようなもんだ。
そんなことも言っていた。

もともとは弁護士を目指してロースクールを受けていた。
しかし、挫折。
いまは半ば就職のため、ちょっと学問のために大学院に通っている。

昔からの夢だったものは無理そうだと諦めをつけ、あらためて道を歩もうというときにちょっとつまづいてしまった。

「なんだか(生き方が)わからなくなってしまった」
マクドナルドにいる中、弱々しい目で壁の広告を見つめていた。

人からの評価が生き甲斐?ほかには、と聞くと家族の存在がいまを支えているという。
もっとほかにはないのかと聞いてみると、思い浮かばないという顔をした。
「親には心配かけてしまっている」
うまく表情がつくれないらしい。
先日、他の件で失敗したときは家に朝になっても帰らずそこらを歩いて夜を明かしたという。
こころがざわめいて、帰りたくなかったと言っていた。


新宿西口の豚珍館でとんかつ定食をたべつついろいろと相談やアホ話をしながら、そのあとなんとなく歌広でカラオケ。
叫べば気分が晴れるだろという予想と、言葉ではダメだと思ったので歌詞なら通じるかなという思い込み。

最後にちょっと、かっこつけてみた。

B'z「あいかわらずなボクら」

いままで 好きなこともしたし
たまに我慢もしてきた

あいつはダメだ なんてキミ勝手に
決めないで 余計なお世話だよ

どこに行ってもいい
道なんて いくらでもある
立てなくなるほど 考え込むより
行こうよ 行こうよ
自分を叫ぼう

元気なうちに やりたいこと
見つけ出したいよ
大好きなひとに 会いたいときに
会えればいいのにな
気が済むまで けんかして
仲直り したいよ
やりたいように やりたいこと
できればいいのになあ

いつでも 正しい
ひとなんて いるのかなあ

まあ そんなこと たいした
問題じゃないね
行こうよ 行こうよ
あいかわらずな ボクら

「初めてB'zの曲に感動した」と言われた。
通じたみたいでよかったと思ったが、効き過ぎたみたいだった。

なんかいきなり新宿のひとの多さになにを感じ入ったのか、「ここにはこんなにひとがいるけど、もっと世界は広いんだよな」とかポツリ。さらに「こうしている間にも世界ではひとが死んでいる、飢えている、ゴミをあさっているんだな」とか「就職だとか他人の評価だとか、ちっぽけだよな」とか「いまダメだと言われてもこれから見返してやればいいんだよな」とかいつもネガティブなのにポジティブ一直線になっていて正直キモくなっていた。

ろうそくの消える前じゃなければいいけど。