yuichi0613's diary

yuichi0613の雑記、写真、日々の記録。

中国新聞、PCやiPhoneで読める朝刊電子版を今日から提供

電子版の話題としてひとつ。
山陰地方のブロック紙、中国新聞がPCやiPhoneで読める朝刊電子版を今日から提供を開始するとのこと。

 中国新聞電子版は、紙の朝刊をそのまま画像イメージにして、パソコンや多機能端末iPad(アイパッド)、多機能携帯電話iPhone(アイフォーン)に配信します。長年見慣れた紙面とレイアウトは変わりません。記事や写真を簡単に拡大したり、ページをめくったりできます。

閲覧可能期間がちょっと短い。1日。

 配信された紙面の閲覧期間は1日です。
 なお、著作権や肖像権などの理由で、一部の記事や画像、広告は閲覧できません。


他社サービスにもあるような気になった記事を保存しておく「クリップ」みたいなものはないみたい。
後段に書くけど、基本は家に帰ったら朝刊がある人向けなのだろう。



朝5時から朝刊の閲覧が可能で、さらには全部の地方版が閲覧できるのが特徴。

電子版は、紙の朝刊が休刊する日を除いて毎日午前5時から、その日の朝刊紙面が端末で閲覧できます。締め切り時間が遅い広島市内向けの最終版に、広島、山口、岡山、島根の各県向け地方版がすべてセットになっています。

次に読者登録までのイメージとして、同紙サイトの記事にあった画像を参照させてもらうと。



基本的には、

  • PCなどで申し込み
  • ちゅーピーくらぶ」への入会、ID登録
  • ゴールド会員(=購読者本人)は、PCやiPadiPhoneでの閲覧のために月額1,050円
  • フレンド会員、家族会員は同様の配信で月額3,150円

とりあえず、3月31日まではお試し期間となっており、電子版利用料金の負担はないとのこと。





朝刊と同じ紙面を、PCやらiPhoneで見られるという言葉そのままのサービス。
それ以上の魅力は、あまりないように思える。

ただ、まあ同社の紹介ページにも以下のように明記されているように、「既存購読者へのサービス」と考えたほうがよさげ

中国新聞社は電子版創刊を朝刊購読者へのサービスの一つと位置づけています。紙の新聞と電子版、ちゅーピーくらぶが一体となって、暮らしに役立つ情報や機能を提供していきます。



あと。


edgefirstさんのところの記事も参照のこと。
中国新聞が3月から電子版 朝刊読者にPCで全地方版を無料提供 - edgefirstのメモ

 気になるのはアップルが先日打ち出したiPhone/iPadアプリの定期購読サービスポリシーとの兼ね合いか。アップルはAppstoreを通して新聞・雑誌コンテンツの定期購読を行う場合は、基本的にはAppstoreで課金を行い手数料30%を払うように求めている。iPhoneiPadで読むためには1000円必要ということになると、そのポリシーに抵触しそうな気もする。ただ、オンラインではなくオフラインで販売店が集金し、IDとパスワードを配るだけだから表面上は無料アプリという解釈でいけるのだろうか…。

ここらへんどうなんでしょ。




そういや北日本新聞の事例も気になるところ。