デトロイトの新聞２紙が、配達よりもネット配信を選んだそうな

アメリカの新聞が新聞配達をする曜日を限定して、ネット配信にシフトしたとのこと。

以下、参照。
NIKKEI NET”米２紙、平日の新聞配達を縮小　ネット配信に重点”（参照）

米ミシガン州デトロイトを地盤とする二つの有力地方紙は16日、2009年春から平日の家庭への新聞配達サービスを大幅に縮小すると発表した。

「デトロイト・フリー・プレス」（参照←オンラインではこれでいいはず…）と「デトロイト・ニュース」（参照）だという。

　両紙は新聞の配達サービスを広告が集まりやすい木・金曜日と日曜日に限定。月―水曜日は売店や自動販売機に限って販売する。ネット版は無料で閲覧できるが、新聞の購読者には毎朝、新聞と同じレイアウトの電子ファイルを配信する。

背景として、

先週には米新聞3位のトリビューンが経営破綻しており、米新聞業界で事業モデルを見直す動きが広がっている。

としている。

一方の「デトロイト・ニュース」を持っているのが、メディア・ニュース・グループ（Media News Group）で、
もう一方の「デトロイト・フリー・プレス」を持っているのが米新聞大手ガネット（Gannett）。
↑追記
すみません、勘違い。
「デトロイト・ニュース」とメディア・ニュース・グループはＪＯＡ（Joint Operation Area＝共同経営地域）とのことで、持っているわけではないですね。
英語力のなさを露呈。

んで、新聞経営の主体はこちらとのこと。
デトロイト・メディア・パートナーシップ（参照）

いま新聞業界を襲っているのは、昨年からの原油高騰による紙代、紙の印刷代の上昇、現在の未曽有の広告不況。
ネットへのシフトで、どういうプランを描いているのか気になります。

参考
Media News Groupのサイト
Ganettのサイト
Detroit Media Partnership
のサイト（参照）